詳細
最近、AI関連技術の発展等により、AIの活用に対する期待が高まっており、ビジネスにおいて実際にAIの活用を始める企業が増えてきています。
AIを活用する場合、従来人間の脳が行っていた知的な作業をコンピュータに行ってもらうことになるため、従来想定されなかった様々な法的問題点が生じることが想定されます。
特に、機械学習を用いたAIを用いる際には、従来とは異なる方法で大量の情報を集積し又は処理を行うため、個人情報保護法やプライバシー権との関係が問題となりやすいと考えられています。
本セミナーでは、平成27年の個人情報保護法の全面施行前後において、同法を所管する個人情報保護委員会にて法令の担当者を務めた講師により、
AIを活用することを検討している企業の担当者向けに、企業におけるAI活用と個人情報保護・プライバシーの留意点を具体的な事例を基に解説します。
<プログラム>
1. AIとは
(1)AIとは何か
(2)企業におけるAI活用の事例
(3)AIに関するルール
2. AIと個人情報保護法 ~個人情報の取扱いの場面ごとの留意点~
3. AI活用の具体的な事例と個人情報保護・プライバシーの留意点
(1)マーケティングにおけるAI
・広告におけるAI活用・・・ターゲティング広告
・ダイレクトマーケティングにおけるAI活用・・・プロファイリング
・カメラにおけるAI活用・・・リピート分析
(2)人事におけるAI
・採用におけるAI活用・・・AI採用
・従業員の監督におけるAI活用・・・不正検知
(3)研究開発におけるAI
・個人情報を用いたAIの研究開発・・・音声AI
・匿名加工情報を用いたAIの研究開発・・・診断補助AI
・学術研究機関とのAIの研究開発・・・AIの共同研究
4. 質疑応答
対象者
企業法務担当者、弁護士、またはセミナー内容に関心の有る方
講師
野呂悠登 弁護士
支払い方法
参加費は事前に銀行振込にてお支払ください。
お振込み先情報は受講票メールにてお知らせいたします。
参加費の振込み手数料はお客様のご負担にてお願いします。
キャンセルについて
下記、主催者の方に直接ご連絡をお願いいたします。
レクシスネクシス・ジャパン株式会社
ビジネスロー・ジャーナル 広告・出版部セミナー担当
Email: seminar@lexisnexis.co.jp
TMI総合法律事務所 弁護士
東北大学法学部卒業、東京大学法科大学院修了
平成27年改正個人情報保護法の全面施行前後に、個人情報保護委員会事務局に出向。
近時の著書等には、『個人情報管理ハンドブック[第4版]』、『起業の法務‐新規ビジネス設計のケースメソッド』、「ネット広告におけるユーザーデータの取扱いの法的留意点」(Business Law Journal、2019年10月号)、「AIによる個人情報の取扱いの留意点」(Business Law Journal、2018年6月号)等がある。
- 料金
- 18,000円(税別)
- 2018年11月07日 (水) 14:00~16:30
申し込み期間は終了いたしました
- 会場
東京都港区赤坂2丁目5−6 トスラブ山王健保会館
- アクセス
※地下鉄銀座線・南北線 「溜池山王駅」 10番出口より 徒歩3分
※地下鉄千代田線 「赤坂駅」 2番出口より 徒歩5分
※地下鉄銀座線・丸ノ内線 「赤坂見附駅」 10番出口より 徒歩7分
- 定員
- 30人
- 主催者
- レクシスネクシス・ジャパン株式会社/ビジネスロー・ジャーナル