ネット上に「口座売ります」との書き込みをした疑いで逮捕　振り込め詐欺にも悪用か
2012/04/10   法務相談一般, 刑事法, その他

【お詫び】この度、ニュース内の使用画像において、他の企業様が所有される画像を無断で利用し、関係者の方に多大な迷惑をかける結果となりました。大変申し訳ございませんでした。該当画像を削除させていただきました。

【記事の概要】
警視庁サイバー犯罪対策課は、犯罪収益移転防止法違反の疑いで、保坂悦史容疑者（２３）を逮捕した。
調べによると、保坂容疑者は昨年12月、インターネット上に「口座売ります」との書き込みを行い、銀行口座4つと携帯電話2台を約6万円で販売した疑いがもたれている。
また、保坂容疑者が売った銀行口座のうち2つの口座は、実際に振り込め詐欺に利用されていたと見られている。
保坂容疑者は「生活するために金が欲しかった」「いい稼ぎになると思ってやった」と容疑を認めている。
【雑感】
今回の事件は、ネット上に書き込みをするという、誰でも簡単にできる行為により引き起こされた犯罪である。
インターネットはもはやなくてはならないものだが、その便利さや手軽さから軽い気持ちで犯罪に手を染める者が少なくない。
今回の事件を教訓として、インターネットとどう付き合うのかが今後益々問われてくるだろう。