恩田 俊明弁護士
- ライツ法律特許事務所
▼概要
もはや一般名称ともなった「IoT」「AI」。これらの技術を使ってデータを取り扱う様々な事業が展開されています。これらのビジネスは単独でおこなうことが難しく、一つ又は複数の事業者によるアライアンスを通じて進められるのが実情です。ただし、新規の技術を使った新たなビジネスモデルであるがゆえ、既存の事業提携などの枠組みでは整理ができない、あるいは潜在的な問題が残ることも多く、実際競合当事者間でトラブルになる事例も散見されます。一方近時、大手企業とスタートアップ企業の連携に関するトラブルについて、各種ガイドラインの制定等を通じ、行政においても一定の関与を示そうとするアプローチが見られます。
そこで本セミナーでは、データビジネスの推進に必要な法務・知財の留意点について、先行事例や行政の取り組みなどの具体的な事例を引き合いに出しつつ、とるべきアライアンス戦略についてわかりやすく解説します。
▼カリキュラム
1.IoT・AIビジネスの特徴
(1)IoT・AIビジネスを因数分解する
(2)IoT・AIビジネスの本質的特徴と果実
(3)IoT・AIビジネス=データビジネス
2.IoT・AIビジネスと法務~総論~
(1)データにまつわる法律問題
① ビジネスモデルのなかでの法務の位置づけ
② 既存の法体系で説明可能なこととそうでないこと
(2)関連する法令を俯瞰する
① 知財関連法(特許法、著作権法等)
② 不正競争防止法
③ 個人情報保護法
④ 独占禁止法
⑤ 各国法令
3.IoT・AIビジネスと法務~各論~
(1)データを「知財」として取り扱えるか
① 「データ」「情報」「成果物」・・・
② ライセンス契約の基本的理解
(2)データの取扱をめぐる「規制」
① 限定提供データの意義と活用可能性
② 個人情報とデータビジネス(概説)
③ クロスボーダーなデータビジネスの留意点
4.協業をめぐるトラブル事例と回避策
(1)「スタートアップとの事業連携に関する指針」の背景
(2)炎上事例の根底にあるものの理解
(3)異文化理解と多方面への配慮の仕方~オープン&クローズ~
5.IoT・AIビジネスの知財戦略
(1)行為主体と権利(責任)主体を意識した枠組みづくり
① 知財の帰属と利用権限の意識
② 法務を意識した知財獲得の意識づけ
(2)IoT・AI関連知財の紹介
①知財を全面に押し出したIoT・AIビジネスモデルの事例紹介
②どのような特許があるのか、こんな特徴で特許が取れるのか
法務担当者
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