「MS SQL Server」を不正コピーしていたサーバ運用会社と1億円で和解
2012/10/31 知財・ライセンス, 著作権法, IT
事案の概要
10月31日、社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)は、データベース管理ソフト「MS SQL Server」を不正コピーしていたサーバ運用会社との間で和解交渉を続けていたところ、和解金1億円を支払うことなどを内容とする和解が10月30日に成立したと発表した。
サーバ運用会社の不正コピーについて、ACCS会員企業が証拠保全手続きを経て和解したのは今回が初めてとのこと。
コメント
不正コピー事件は後を絶たない。以前2011年2月16日頃に「ドラゴンクエストIV導かれし者たち」を、Shareを通じて権利者に無断でアップロードし、不特定多数のインターネットユーザに対して送信できるようにしたとして著作権(公衆送信権)を侵害した疑いの事件が発生している。
和解金や損害賠償金が高額化するとコストがかかるし、弁護士費用などの訴訟コストも高額になる。和解金支払いリスクや訴訟リスクを避けるためにも、企業の法務体制強化が望まれる。
関連コンテンツ
新着情報
- 解説動画
- 岡 伸夫弁護士
- 【無料】監査等委員会設置会社への移行手続きの検討 (最近の法令・他社動向等を踏まえて)
- 終了
- 視聴時間57分
- 解説動画
- 江嵜 宗利弁護士
- 【無料】今更聞けない!? 改正電気通信事業法とウェブサービス
- 終了
- 視聴時間53分
- 業務効率化
- ContractS CLM公式資料ダウンロード
- まとめ
- 中国:AI生成画像の著作権侵害を認めた初の判決~その概要と文化庁「考え方」との比較~2024.4.3
- 「生成AIにより他人著作物の類似物が生成された場合に著作権侵害が認められるか」。この問題に関し...
- 業務効率化
- Lecheck公式資料ダウンロード
- セミナー
- 吉岡 潤(税理士法人日本経営 パートナー税理士)
- 鈴木 景 弁護士(弁護士法人GVA法律事務所 パートナー/第二東京弁護士会所属)
- 【オンライン】事業承継を成功させるための法務面・税務面におけるポイント ~令和7年度税制改正大綱を盛り込んで、専門家がわかりやすく解説!~
- 2025/01/17
- 12:00~12:50
- 弁護士
- 目瀬 健太弁護士
- 弁護士法人かなめ
- 〒530-0047
大阪府大阪市北区西天満4丁目1−15 西天満内藤ビル 602号
- ニュース
- 外国人雇用の理由「労働力不足の解消や緩和」が60%超 -厚労省2025.1.7
- NEW
- 厚生労働省が日本で働く外国人についての調査を初めて実施し、その結果を公表しました。 その中で...
- 弁護士
- 平田 堅大弁護士
- 弁護士法人かなめ 福岡事務所
- 〒812-0027
福岡県福岡市博多区下川端町10−5 博多麹屋番ビル 401号