インサイダー取引規制強化へ
2012/12/13 金融法務, 金融商品取引法, 金融・証券・保険
事案の概要
金融庁は11日、大手証券会社から企業の内部情報が漏れてインサイダー取引が相次いだ問題を受けて、検討してきた規制強化策の大枠をまとめた。
これまで規制の対象外だった情報漏えいについて、インサイダー取引を行わせる目的があり、実際に不正取引が行われたケースを新たに規制対象に加えた。証券会社の役職員から情報が漏れていた場合には、氏名を公表する。
金融庁が同日、金融審議会(首相の諮問機関)で大枠を示した。年内に最終案をまとめ、来年の通常国会に金融商品取引法の改正案を提出する。証券会社に対する課徴金額は、情報漏えいで得た手数料など利得に見合う額とし、情報漏えいが割に合わないようにする。運用会社などが顧客の資産でインサイダー取引を行った場合の課徴金も引き上げる。
コメント
情報化社会と言われて久しい世の中であり、情報源に近いところにあることがそもそも価値のある世の中ともいえる。しかしそのような世の中だからこそ最低限のルールを守り、フェアな取引が望まれるといえよう。インサイダー取引の適切な規制が期待される。
新着情報
- セミナー
- 大橋 乃梨子 弁護士(弁護士法人GVA法律事務所 /東京弁護士会所属)
- 【オンライン】事業譲渡における法務DDの着目ポイント ~取引契約の規定内容を中心に~
- 終了
- 2024/11/29
- 12:30~13:00
- まとめ
- 独占禁止法で禁止される「不当な取引制限」 まとめ2024.5.8
- 企業同士が連絡を取り合い、本来それぞれの企業が決めるべき商品の価格や生産量を共同で取り決める行...
- 業務効率化
- クラウドリーガル公式資料ダウンロード
- NEW
- 業務効率化
- 鈴与の契約書管理 公式資料ダウンロード
- 解説動画
- 江嵜 宗利弁護士
- 【無料】新たなステージに入ったNFTビジネス ~Web3.0の最新動向と法的論点の解説~
- 終了
- 視聴時間1時間15分
- 解説動画
- 大東 泰雄弁護士
- 【無料】優越的地位の濫用・下請法の最新トピック一挙解説 ~コスト上昇下での価格交渉・インボイス制度対応の留意点~
- 終了
- 視聴時間1時間
- 弁護士
- 目瀬 健太弁護士
- 弁護士法人かなめ
- 〒530-0047
大阪府大阪市北区西天満4丁目1−15 西天満内藤ビル 602号
- ニュース
- Googleに排除措置命令へ、公取委がGAFAへ初の措置2025.1.6
- 世界で最も利用されているインターネット検索エンジンを提供する米グーグル。同社が、独占禁止法に違...
- 弁護士
- 平田 堅大弁護士
- 弁護士法人かなめ 福岡事務所
- 〒812-0027
福岡県福岡市博多区下川端町10−5 博多麹屋番ビル 401号