三谷 淳弁護士
- 未来創造弁護士法人
普段ビジネスにおいて、幾度となく取り交わしている契約書ですが、その内容次第では取引の過程でトラブルを引き起こし、自社にとって不利益をもたらすリスクを多分にはらんでおります。しかし、契約書は書式集・文例サンプルを丸写ししたものや内容を吟味せず社内の既存のフォームを使用したもの、また、取引先のフォームをほとんどチェックせず契約することも多いのが実状といえます。
本セミナーでは、契約書と各条項の基本を踏まえて、具体的な契約条項の作成とチェック・変更方法を実践ワークを通して習得します。営業や調達・購買担当者など現場の担当者が理解し、実務に役立てることができます。
1.契約書は何のために作るのか [14分]
1)口約束と契約書の違い
2)相互の権利義務の確定
3)トラブルになった時の証拠を準備する
4)トラブルを予防する
2.契約の基本 [12分]
1)トラブルを予防する
2)基本契約と個別契約
3.契約書と法律の関係 [19分]
1)契約書>任意規定の法律
2)強行規定の法律>契約書
3)法律が任意規定の場合
4)法律が強行規定の場合
4.契約書の中で最も大切な唯一の条項 [30分]
1)3つのWと1つのH(いつまでに、何をしたら、いつまでに、いくらを払ってもらう)
2)最も大切な「What will」(仕事内容の特定)
3)基本5類型(売買、請負、業務委託、消費貸借、賃貸借)の「What will」
5.将来を予想し、将来を縛る [17分]
1)発生要因
2)発生の確率とインパクト
6.不測の事態から自分を守る条項 [30分]
1)債務不履行と損害賠償の範囲
2)遅延損害金と賠償額の予約
3)損害賠償の範囲
4)遅延損害金と賠償額の予約
5)契約の解除と解約
6)危険負担
7)契約不適合責任
7.取りっぱぐれを防ぐ工夫 [20分]
1)期限の利益喪失条項
2)連帯保証
3)その他
8.形式面を整えてかっこいい契約書に [39分]
1)契約書タイトル
2)作成日
3)収入印紙
4)契約の当事者
5)署名と印鑑
9.陥りやすい契約書5つのミステイク [17分]
1)安易なコピペ
2)相手を信用したノーチェックの捺印
3)「何をするか」What willが不明確
4)「いつまでに払うか」When設定が不適切
5)立証責任への配慮不足
SMBCコンサルティング株式会社
2021/06/14
3時間24分
販売期間は終了いたしました
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