子供に放射性物質過剰投与
2011/10/17 薬事法務, 薬機法, その他
事案の概要
甲府市立甲府病院が放射性物質テクネチウムの入った検査薬を子供に過剰投与した問題で、山梨県警は16日、医師法違反の疑いで同病院と、担当した放射線部の男性技師長補佐(54)の自宅を家宅捜索した。県警によると、技師長補佐は医師の資格がないのに、独断で検査薬の投与量を決めるなどの医療行為をした疑いがもたれている。
病院によると、1999年から今年にかけて日本核医学会の推奨基準の40〜2倍のテクネチウムが入った薬品を、腎臓検査を受けた15歳以下の84人に静脈注射した。
雑感
技師長補佐は「子供は動き回るので、短時間で鮮明な画像を撮影するため」と説明しているとのこと。しかし、体が発達途上にある子供に放射性物質を推奨基準の40倍投与することに疑問をもたなかったのだろうか。また、10年以上にわたり同様の事例が繰り返されているが、なぜ病院内で問題視されなかったのか。事案の解明が待たれる。
関連コンテンツ
新着情報
- まとめ
- 中国:AI生成画像の著作権侵害を認めた初の判決~その概要と文化庁「考え方」との比較~2024.4.3
- 「生成AIにより他人著作物の類似物が生成された場合に著作権侵害が認められるか」。この問題に関し...
- ニュース
- 生理休暇中に旅行、休暇の不正取得を繰り返した女性教諭が懲戒免職に2025.1.9
- NEW
- 大阪府教育庁は2024年12月26日、生理休暇や介護休暇の不正取得などを常習的に繰り返していた...
- 弁護士
- 福丸 智温弁護士
- 弁護士法人かなめ
- 〒530-0047
大阪府大阪市北区西天満4丁目1−15 西天満内藤ビル 602号
- 解説動画
- 加藤 賢弁護士
- 【無料】上場企業・IPO準備企業の会社法務部門・総務部門・経理部門の担当者が知っておきたい金融商品取引法の開示規制の基礎
- 終了
- 視聴時間1時間
- 解説動画
- 江嵜 宗利弁護士
- 【無料】新たなステージに入ったNFTビジネス ~Web3.0の最新動向と法的論点の解説~
- 終了
- 視聴時間1時間15分
- 業務効率化
- Legaledge公式資料ダウンロード
- 弁護士
- 水守 真由弁護士
- 弁護士法人かなめ
- 〒530-0047
大阪府大阪市北区西天満4丁目1−15 西天満内藤ビル 602号
- セミナー
- 潮崎明憲 氏(株式会社パソナ 法務専門キャリアアドバイザー)
- 優秀な法務パーソンを自社に迎えるには ~法務専門CAが語るリアル~(アーカイブ)
- 2025/01/22
- 12:00~12:30
- 業務効率化
- Lecheck公式資料ダウンロード