「アメーバピグ」に不正侵入する子どもたち
2011/11/14 法務相談一般, 民法・商法, IT
概要
インターネット上で人気の会員制交流サイト「アメーバピグ」を巡り、小学生を含む未成年者による違法行為が相次いでいる。
今月9日、北九州市の中学3年の男子生徒2人(15歳と14歳)が不正アクセス禁止法違反などの疑いで山口地検岩国支部に書類送検された。同15歳少年は4月頃、サイト上で「ピグで利用できる仮想通貨をあげるから、パスワードを教えて」などと持ち掛け、山口県田布施町の小学生と島根県浜田市の中学生のパスワードを入手。14歳の生徒とともにサイトに不正に接続し、パスワードを変更した疑い。これにより被害者は利用できなくなり、仮想空間内の持ち物を乗っ取るという手法。
アメーバピグ
交流サイト(SNS)の一種で、インターネット上の仮想空間で利用者同士の会話やイベントを楽しむサービス。登録は無料だが、「アバター」と呼ばれる自分の分身を着飾る目的などで特定のアイテムを取得する際に現金が必要なケースがある。利用者は今年6月時点で800万人以上(日本経済新聞11月13日)。
雑感
人を騙したり、他人の物を盗んではいけないということは誰しも習うところであるが、今の子供達に対しては、仮想空間内でのやりとりにも指導が必要であるということであろう。
また、子供達の中には、アメーバピグ上での人間関係にも悩む子がいるという。今の子供達をめぐる環境は私達の子供時代の比ではない位複雑になっており、つくづく「子供の世界」も大変であると思う。
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